補修工事内容④(塗装)

2020/10/12 ブログ

週末はまたまた台風に怯えていました。

もう10月ですよ……勘弁してください(´Д` )

 

 

今回の台風、名前は『チャンホン』

チャンポンの出来損ないのような名前ですが、なかなかの困ったちゃん。

沖縄からそのまま韓国の方へと抜けていくのかと思いきや、何の気の迷いか急に九州あたりで東に大きく進路を変えるという横暴っぷり。

最終的にはUターンしてしまいそうな勢いです。

 

 

チャンホン………。

急がば回れという言葉もあるが、ここは回らずそのまま進んでくれてよかったのに……。

 

ただ、現場の方には大きな影響はなく、雨は降り続きましたが、何とか過ぎてくれてよかったです。

 

もうこれで最後にしてください。

お願いします……。

 

 

 

さて、今日は補修工事内容の第4弾。

塗装編です!!

 

今までいろいろと下地の補修工事を見てきましたが、ついに仕上げの塗装です。

これで綺麗に外壁が生まれ変わりますよ。

 

 

まず、塗装の工程は、下塗り→中塗り→上塗りとなっているのですが、前回のブログで書いたピンネットの補修をしている場合、外壁の表面がツルツルになっているので、下塗りの後に吹き付けで模様を付けていきます。

 

よくビルやマンションの外壁でザラザラボコボコとなってるアレですね。

このように吹き付けてあのボコボコとした表面に仕上げていきます。

 

その後、中塗り→上塗りをして完成です。

 

今回仕上げには『水性シリコン樹脂塗料』というものを使用しています。

 

耐候性(紫外線、風雨等の外部環境に強い)に優れている上に、水性ということでシンナー臭がしないので、今回のように居住者がいる場合の工事などではよく使われている塗料です。

 

また外壁ではなく、鉄部塗装では、まずケレンを丁寧にした後、下塗りに錆止めを塗って、同じく中塗り→上塗りです。

 

 

ん?ケレン??

何やら専門用語が飛び出して来ましたが、このケレン、実は重要工程のひとつなんです。

 

特殊な専門用語のようですが、実は英語の「クリーン」がなまって「ケレン」になったと言われています。

 

 

クリーン、クリーン、クリン、クリン、クリン……………ケレン!!

 

うう………なんか苦しい気もしますが、ケレンは素地を整える、キレイにするということ!!

 

ゴシゴシ・・・キレイにキレイに・・・

 

 

サビや汚れなどをきちんと落としておかないと、どんなに高価な塗料を塗っても塗装の仕上がりや効果、耐用年数が変わってしまうのでとても重要な工程なんです。

 

ケレンはキレイに!!美しく!!!

もう覚えましたね?

 

ケレンが終わればあとは外壁と同様に、下塗り→中塗り→上塗りで完成です。

 

塗装の仕上げにおいての重要ポイントは、塗りムラがないこと。

そして見切りをキレイにするということです。

 

 

『見切り』とは、天井と壁の接する部分や、壁と床の接する部分のこと。

要は隅々までキレイに!!!ということですね。

 

これで塗装は完璧です。

 

 

ということで、次回は防水編。

お楽しみにーーーー!!!

 

 

では、最後にケレンのあの言葉を一緒にご唱和ください。(ちゃんと覚えてますか?)

 

 

せーの!

 

『ケレンはキレイに!!美しく!!!』

 

 

ありがとうございました。