補修工事内容⑤(防水)

2020/10/14 ブログ

突然の私事なんですが、実は犬を飼っています。

室内犬です。

寒くなってくると、毎年アレに悩まされます。

 

『ゲロ爆弾』です。

 

ところ構わず、至るところに爆弾を投下するんです。

 

人間は風邪をひくと、咳や喉の痛み、鼻水などの症状が出ますが、犬はその症状がありません。

 

代わりにある症状が嘔吐らしいです……。

 

いや、咳や鼻水にしてよ……と言いたくなりますよね。

 

この嘔吐、ウチの犬の場合、なぜかソファの上やお布団のような染み込むところに吐くんですよ……。

しかもこっそり吐いてるので、ソファに座ろうとした瞬間、『ギャッ!』となることもしばしば。

 

せめて拭き取りの簡単な床の上でやって欲しいのですが、何故か吸収性バツグンのソファなどにやってくれます。

 

 

あぁ……ソファに防水加工したいわ……。

 

 

ということで、そんな一滴の水の進入も許さない!

今回は補修工事第5弾。防水編です!!

(流れが無理矢理な気もするが気にしない!!)

 

 

建物を雨漏りなどから守るために、防水工事はとても重要な工事のひとつです。

 

工法によって耐久年数は変わりますが、だいたい10~15年でのメンテナンスが望ましいですね。

ただ、防水層に変色や亀裂などが発生している場合は、早急なメンテナンスをお勧めします。

 

 

防水の工法にもいろいろ種類があります。

アスファルト防水工法、ウレタン防水工法、塩ビシート防水工法などありますが、建物の構造形状などに応じて適切な工法を行います。

 

今回採用したのは、ウレタン防水工法。

防水工事の中ではポピュラーな工事です。

 

防水層が軽量なために建物に負担をかけないことと、施行場所が複雑でも容易に対応でき、屋上やベランダなど施行場所を問いません。

そして環境にも優しいんです。

 

あぁ……優しくも頼もしいジェントルマン。

 

そんなウレタン防水工法の流れを見ていきましょう。

 

屋上の防水工事です。

まずは前回覚えたケレンをしっかり!!

(ケレンはキレイに!美しく!!でしたよね)

 

そして、気になるところを補修したらお次はもうお馴染みのプライマー。

接着剤の役割でしたよね。

 

その後、防水材を二度塗りします。

これがウレタン材ですね。

最後にトップコートで仕上げて完成です!

今回、トップコートには遮熱作用のある物を使用しました。

最上階の部屋の冷房の効き目が少し良くなるかもですね。

 

 

こちらが施工前。

 

 

 

 

そしてこちらが施工後。

完璧ですね!!!

もうどんなに雨が降っても怖くありません。

 

 

 

 

バルコニーも屋上同様にウレタン防水での工事の予定でしたが、今回は側溝と壁側の方だけウレタン防水工法にし、中央部分には長尺シートを敷きました。

 

長尺シートは、クッションフロアのようなものですが、クッションフロアよりも汚れにも強く耐久性もあり、さらに熱や薬や油にまで強いものまであるので、病院から工場、様々な用途の施設に利用することができるんです。

もちろん今回の目的である防水にも優れています。

 

あぁ……なんて頼りがいのあるシートなの!!!

 

 

施工前(側溝などはウレタン防水工事を終えたところ)

 

 

施工後

平らな部分に長尺シートを敷いた状態です。

おおお。美しい!!!

 

このマンションは高齢者の方も多いとのことでしたし、以前のツルツルした表面より、雨が降って濡れても滑りにくく安心安全ですね!!

 

ということで、補修工事もそろそろ終盤です。

次回は金物・その他の工事です。

 

 

金物??何の工事か気になるところですが、お楽しみにーーー!

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!!